学校の手続きも無事に終わり、ホッとしたのも束の間、夜の咳が本当にひどくて、どうも日に日に酷くなるような気が…。外出している間はそうでもないのに、帰って自分の寝る部屋に入ると、途端に酷くなるような気がするのです。余りに酷いので、日本語対応の病院が近くにあるので行ってみる事にしました。
病院が入っているビルの受付のお姉さんに「ここの病院に行きたいんですけど」と言うと、「パスポート見せてください」と言われ、パスポート番号を何かに書き写してから、ビジターカードをもらって中に入りました。かなりセキュリティが厳しいので、ちょっとびっくりしました。他の会社も入っているから、仕方がないのかもしれません。それから病院で色々と書いて提出し、順番（と言っても私一人だけでしたが）を待っていると、名前を呼ばれたので診察室に入りました。若い綺麗な女医さんが丁寧に話を聞いてくれて、その後採血（針でちょっと突いて血をポタっと採るタイプ）をして、ウイルスなのか、細菌なのかを確かめてもらいました。どうも細菌タイプらしい、との事で、抗生物質、パブロンと書いてある咳止めシロップ、すごい味のトローチ、うがい薬、をもらいました。私は強い抗生物質を飲むと体質的にすぐカンジタになってしまうので、先生にその事を言うと、「それは仕方がないので、なったらまた来てね！」と、言われてしまいました。日本では、その都度弱い抗生物質に変えてもらっていたので、ちょっとびっくりしました。
その後、もらった薬を飲んで、その日からリビングのソファベッドで寝てみたところ…その夜は咳1つなく、ぐっすり眠れたのです！なんと！薬のお蔭かもですが、私が寝ていた部屋に入るとやっぱり咳が出るのです。壁をよーく見ると、小さいカビがあちこち着いてるではありませんか！しかも、何となく感じていたのですが、やっぱりかび臭い…。窓がないせいかな？とか、気のせいかと思っていたのですが、違ったようです。あ～この部屋を子供達や主人が使ってなくて、本当に良かったです！早速部屋の荷物を全部他の部屋に移し、その部屋は開かずの間に。その日から劇的に良くなり、あっという間に完治しました。因みにカンジタには…ほんのちょっと怪しい傾向が見られましたが、日本から持って来た薬で何とかなりました！本当に良かった！そして色々薬も持って来て良かった！
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