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ドリアン初挑戦!

マレーシアのドリアンのシーズンは年2回、夏と冬にきます。その中でもピークは6月~8月です。8月頃から私達が住んでいるコンドミニアムの前のスーパーの脇にも小さなドリアン屋台が出始めました。いつもはドリアンの前を通ると、あの独特な匂いに思わず鼻をつまみたくなるのですが、旬だからなのか、ドリアン屋台の前を通っても、あまり嫌な匂いがしないのです。しかも時々爽やかな香りすらするのです。これは、もしかしたら、もしかするのでは?早速主人と買い物の後、ドリアンに挑戦してみました。

このドリアン屋台は平日は夜、土日は昼からオープンしています。ドリアン初心者なので、一番小さいのでお願いしました。ナタのような包丁で固くて分厚いドリアンの殻を割ります。すると、中から黄色い実が何個か出てきました。この時点でも、爽やかな匂いです。

小さいドリアンに3つの実(もう1つは割れ目の奥に潜んでいました)が入ってました。ビニール手袋とざるが用意されてきました。ビニール手袋を出す、という事は現地人もやはりドリアンの匂いが手に付くのは嫌なんでしょうか?お客さん用?

黄色い実はびっくりするほど柔らかくで、手に取るとすぐにぐにゃっと指の跡がつく感じです。中に大き目の種が入っています。食感もぐにゃっとしていて、室温で戻した柔らかいのバターに繊維を沢山入れたような感じです。味は、クリーミーでとても甘く、あの独特の匂いも少し来るけど爽やかな風味や酸味も来る、みたいな感じ?ちょっとよくわかりませんね。私個人の感想では、美味しい!絶賛!という感じではないのですが、でも、また食べてもいいかも…という感じでした。思ったより嫌な味や風味ではありませんでした。夫も同じ感想で2人で「ドリアン攻略できて嬉しい!」と、達成感を感じながら帰宅しました。

この事を娘たちに報告すると、長女さくらは大激怒!「なんで2人だけで食べちゃったの⁉私も食べてみたかったのに!」と、かなり興奮状態…。だってよくドリアンの前通ると臭い~と騒いでたので、敢えて子供達を誘わなかっただけなんですけど…。とにかく明日学校終わったら食べに行こう、という事になりました。

次の日、夜になるとまたドリアン屋台がオープンしたので、早速娘たちを連れて行ってみました。私は2日間連続ドリアンでちょっと気が進まなかったのですが、致し方ありません。

次女すみれはドリアンに全然興味もなく、ほんのチビっと食べて
「もういらない…」やはり、ポン酢命のすみれの口には合わない模様。
でも、思ったより大丈夫だった。との事。

夫婦だけで食べたことに激怒していた長女さくらはさすがの食べっぷりでした。店の人に今回も一番小さいもので、とお願いしたのですが、あいにく1個に4粒も入っていて、さらに店のお兄さんがこれじゃ足りないでしょう?と気を利かせてサービスでもう半身くれました。あ、いや、いいです…とも言えず、頑張って私とさくらで6粒半(すみれの分も)食べました。折角なのに残すのもいけないので、完食出来てホッとしました。こんなに食べて、大丈夫かなぁ…私…。

今回食べたのは、「ムサンキング」という種類のドリアンでした。かなり美味しく食べやすい種類だったようです。小さいドリアンで大体600円程度でした。新鮮なドリアンは匂わないよ、と聞いていたのですが、本当にそうでした!あ、いや、完全に匂わないってこともないのですが…。実は匂いの元は殻なんだそうです。剥いた殻をそのまま放置していると、あの腐敗したような独特な匂いを発するみたいです。なので、鮮度の悪いドリアンは匂うんですね。

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この記事を書いた人

こんにちは。2023年10月より主人の駐在に帯同してマレーシアに来ました。ティーンの娘2人のアラフィフ母です。マレーシアライフの備忘録も兼ねて色々な出来事や生活に役立つ情報など、皆さんと共有出来たらと思っています。時々ちらっと見て頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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