今日は予約しておいた「ボートで行くマングローブの森とコウモリ洞窟のツアー」に参加して来ました。9時にツアー会社のバスがホテルまでお迎えに来てくれるという事だったので、ホテルの前で待っていたのですが、待てど暮らせど来ないのです。おかしいな~と思い、主人が電話で問い合わせしたところ、「少し遅れてます」との事。そうなのかと思ってひたすら待っていました。で、やっと来たのが9:40頃。その後他の方を拾いつつ目的の「キリム・ジオフォレスト・パーク」まで行き、着いたのが11時近くになっていました。10時スタートと書いていたはず…。ま、こういう事はよくあるので、いちいち腹を立ててたら胃が何個あっても、もちません。Welcome to Malaysia!です。実際誰も気にしてませんでした。そんなこんなで、やっとのことでボートに乗ったのですが、お客さんの一人が忘れ物をしたとかで中々戻って来なかったり、結局かなり遅い時間に出発しました。
ボートでしばらくキリム川を下ると、コウモリの洞窟に着きました。ガイドさんが「この島には猿が多く、観光客の飲食物を奪いに来るから、手には何も持たないで」と言っていたので、貴重品だけ持って手ぶらで行きました。
かなり不気味な感じでしたが、こんな不思議な形を自然が作ったのかと思うと、自然の力の凄さを実感します。コウモリは比較的小さく、みんな逆さまになって寝ていました。「シー(静かに!の時の音)」という音を出すと、コウモリが蛇が来たと勘違いしてみんな一斉に起きて羽ばたくので、絶対「シー」はしないで、との事。何となく口元を押さえつつ起こさないようにそっと歩きました。洞窟を抜けた辺りで、急に前の人の持ち物目がけて猿が奇襲!なんと、前の方がコーヒー牛乳のような飲み物を持っていて、それを猿が奪いに来ました!その方は諦めて猿にあげてしまったのですが、今度はその猿が通路の真ん中で飲み物のストローを取ろうと奮闘を始めたため、その猿の後ろにいた子供達と他の観光客が通ろうとすると猿が威嚇するため通れず、本当に困ってしまい、仕方がなくガイドさんを呼んで猿を追い払ってもらいました。だから何も持ってきたらダメだって言ってたのに~!と、思いましたが、そういう人は素知らぬ顔です。ま、他にも、平気でごみをポイ捨てして他の方に怒られている人もいました。モラルって大事ですよね。
その後、魚の養殖所でエイにエサやりをしたり(子供達はエイに触りたくないそうで、興味なしでした)他の魚やロブスターの養殖所を見た後、マングローブの林を抜けて海へ向かいました。
よく見ると、木の根っこにも猿が。日陰だと涼しいので、猿にとっては良い場所のようです。場所によって川の色が全然違うのが面白いです。マングローブは真水と海水の交わる所でもこんなに大きくなるそうで、海水の塩分を葉に溜めて真水だけ吸い上げるのだそうです。塩分を溜めた葉は落葉し、それがまた栄養になるのだとか。生物の進化って本当に不思議です!ミラクルですね!
写真左:途中で寄った「クロコダイルケーブ」お客さんがボートの運転手さんに「ワニがいるの?」と聞いたところ、穏やかな顔で「名前だけです」とクールに対応してるのが面白かったです。どうやら入口にワニの形に似た岩があった様です。他にも切り立った崖の隙間を通る所もあり、中々面白かったです。
なんと!オオトカゲが川を泳いでました!ガイドさんが「あなた達はラッキーです!」と興奮気味に言ってました。お正月そうそうオオトカゲと遭遇できて良かった⁈右の写真はランカウイ名物「イーグル」です。早過ぎてカメラに収めるのに苦労しました。あと、蛇にも遭遇しました。
段々と浜辺が近づいて来ました。この砂浜で30分ほど自由時間を過ごしました。私達はこのために水着で参加していたのですが、他の方はジーパンや普段着のまま海に入って行った強者もいました。ジーパンの方は着替えを持っていたのですが、ヒジャブを被った普段着のムスリムの女性はびしょ濡れのまま涼しい顔で過ごしてました。ですが、ボートが船着き場に着く頃には何事もなかったかのように乾いていたので、なんて機能的な服なんだと感心しました。海の透明度は宮古島や石垣島の方がいいように思いますが、とても綺麗でした。ここでも猿が浜辺でいたずらをしていました。
帰りはボートを飛ばして先ほどの養殖所まで戻り、そこでランチを食べて「キリム・ジオフォレスト・パーク」へ。そこから送迎バスでホテルまで戻りました。バスの中では私達他、全員のお客さんが物の見事に爆睡していました。日差しもボートの風も強かったので予想以上に疲れました。
バスで寝たのですっきりした私達は、ホテルに荷物を置いてそのまま昨日主人とすみれが行った近くのビーチへ向かいました。途中子猫達が仲良くお昼寝をしていて、連れて帰りたいくらい可愛かったです。
2時間ほどビーチでのんびり過ごしました。夕食は、兼ねてより気になっていた日本の職人がいる評判の良い「日本料理雲海山」へ行こうと思い予約を取ろうと電話をしてみると、「夜9時まで予約で一杯」との事。お正月だし、混んでで当たり前ですよね。ちょっと遅いけど、まぁいっか、という事で9時に予約しました。
なんと、食い気に負けて料理の写真を撮るのを忘れてしまいました!バカ!私!頼んだのは、寿司の盛り合わせと山菜釜飯、エビの天ぷら、シーバスの塩焼き、カニクリームコロッケ、たこの刺身(すみれ用)でした。どれもとても美味しかったです。私達の後からも続々とお客さんが入って来たので、本当に人気なんだなぁ~と思いました。最後は日本人スタッフさんが深々と頭を下げて「ありがとうございました。」と丁寧なご挨拶…。やっぱり日本って素晴らしい!日本にいると、当たり前過ぎて気が付かない事が多いのですが、海外に出ると日本のサービスや衛生環境など、本当に比べようがないくらい良いんですよね。ま、どの国も一長一短ありますよね。今日は新年早々、学びの多い1日となりました。
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