マレーシアは巨大昆虫大国です。まだ日本にいた時、すみれの学校のクラスメイトで昆虫が大好きな男の子は、わざわざ巨大昆虫を見にマレーシアまで来た事があるくらい、珍しい巨大昆虫がいるようです。虫嫌いの子供達と私は全然嬉しくない、出来るだけ会いたくない、と思っていました。でも幸い今のところ出会っておらず、G(ゴキブリ)ですら出会っていません。住んでいるレジデンスも掃除がきちんとされており、かなり気を使っているように思います。良かった良かったと思っていたある日の夕方、久しぶりに外食しようと家族で出かけました。夕食を食べている間にスコールが降ったらしく、帰りはかなり道が濡れていました。「スコールに会わなくてよかったね」とレジデンスのゲートを通り過ぎようとしたその時、すみれが「……いる……いるよぅ……」と、ゲートから先に進まないのです。「何がいるの?」と言っても怯えて動かないすみれ。何だろうと目を凝らすと……写真はこちら↓(苦手な方は目を瞑ってスクロール!)
気持ち悪いので小さめに載せてます…
ぎょっとするぐらいの大きさでした。丁度指を除いた手のひら一杯くらい(10cmくらい)はあったと思います。しかも、貝の部分が日本のカタツムリとは違う模様…。なんか気持ち悪いのです。日本の紫陽花の葉っぱにちょこんと乗っているサイズ感ではない、ずっしりした雰囲気で貫録すらありました。それが、あちらこちらに結構な数でいて、さすがにぎゃっ!っと言ってしまいそうな感じでした。ちょっと気になって調べたところ、マレーシアのカタツムリは「アフリカマイマイ」といって、かなりの大きさになるようで…ネットで見てしまいましたが、手のひらどころではない大きさに…!!ぜっっったいに会いたくない大きさでした。しかもかなり危険らしく「広東住血線虫」という寄生虫がいる事があり、人に寄生すると最悪死に至ってしまう事もあるようです…「世界の侵略的外来種ワースト100」にもランキングされているとか…地元では「毒カタツムリ」として嫌煙されているようです…くわばらくわばら…なので、カタツムリに触ったり、這った後を触っても寄生してしまう事があるらしいので迂闊に触ってはいけないらしい。まぁ、私達にはその心配はないですが、でも事故で触ってしまう事はあるかもしれないので注意しないといけないですね。もし触ってしまった場合には、よーーーく手を洗うしかないそうです。因みに日本でも沖縄や鹿児島、小笠原諸島にも外来種として生息しているようです。本当に注意しないとですね!!!
コメント